今回は津駅から大阪難波駅まで近鉄特急ひのとりに乗車してきましたのでその模様をお届けします。
1.津駅到着
14:45、定刻通り近鉄特急ひのとりは津駅に到着しました。
2.発車&車内の設備等
14:45に津駅を発車したひのとりはこの先鶴橋、大阪上本町に停車し、大阪難波駅を目指します。特に何も考えずひのとりの座席を予約して津駅に乗車したら奈良県をすっ飛ばして1時間後には大阪に飛ばされるという時刻が待っています。
シートはこんな感じの本革張りになっていて、手元のスイッチでシートリクライニングやレッグレストの操作をします。因みに、ひのとりには全席バックシェル装備なので後ろの人に気兼ねなくシートを倒すことができます。あ、シートを倒した時「ギィ」という音がした気がしたんですけどなんなんでしょう。もう老朽化なんですかね。
冬に嬉しいシートヒーターも装備されています。乗車日は暖かかったので使用することはありませんでした。
操作盤の反対側の肘置きにあるこちらの板、スライドさせると…
このようにドリンクホルダーが出現します。深さもそこそこなので安定して飲み物を置くことが出来ます。
そもそもひのとりのプレミアムシートあんまり揺れないので浅くてもいいわけですが。
最初のシートの写真にもあったようにプレミアムシートにはこのような枕が標準装備されています。高さや角度を自由に変えることが出来ます。
首にフィットするように曲げるのは簡単なのですが戻す時がちょっと分かりにくかったり。
操作盤側の肘置きを開けるとテーブルが出てきます。折りたたまれた状態で出てきます。展開するとこんな感じで反対側の肘置きまで届きます。
写真に写っているものはひのとりのデッキで購入できるコーヒーと津駅で購入したアーモンドチョコレート。プレミアムシートらしくちょっと高そうなパッケージのやつを買いました。
読書灯もついていまして、点灯するとこんな感じです。陽の光や車内自体が明るいのでぶっちゃけいるかは分かりません。
ひのとりプレミアムはカーテンも自動で操作できます。ボタンを長押ししている間はずっとカーテンが上下するので好きな場所で止めることが出来ます
ひのとりプレミアムの妻面には大型の液晶ディスプレイが備わっており、ここで多くの情報を提供することが出来ます。乗り換え情報や乗車号車が駅のどの辺に停車するか等を表示してくれます。
ディスプレイついでにひのとりプレミアムの前面の眺望をご紹介します。ひのとりプレミアムはレギュラー車両より72cm高いハイデッカー構造になっており、運転士目線の前面の様子を見ることが出来ます。
床の模様はこんな感じの赤黒チェックになっています。恐らく厨二病は大歓喜です。
3.大阪難波駅到着
津駅を14:45に発車した特急ひのとりは、16:08頃大阪難波駅に到着します。
因みに大阪上本町駅を発車した直後、プレミアム車両のみ天井が青く点灯します。
忘れ物をしないよう促しているようです。棚に荷物を置いてない人からしたらただただエモい。
4.感想
中の人がひのとりプレミアムに乗車したのは2度目の事なんですが1度目の時は小6の鉄道にあまり興味を示していない頃の事だったのであまり覚えていないんですよね。なので今回こうしてひのとりプレミアムに乗車できたのは非常に良かったです。静かな車内に豪華な設備でとにかく快適でした。
速度の面ではどうしても新幹線に叶わないので安くて快適に名阪間を移動したい方は特急ひのとりを利用してみてはいかがでしょうか。